今日は、ドル円のそろそろ高値になり１５０円を目指すか、目指さないか？

という、話ではなく、

ドル高もそろそろ終焉に近づき高止まりになってきました。

インフレが落ちつき、またそのうち（来年くらいかな？）

円高に戻ってくるでしょう。

円高とは、対ドルや対ユーロで円相場が上昇することを言います。

円高が進むと、円の価値が上昇して円で買えるモノが増えるため、輸入品が安く買えるようになるメリットがあります。

その一方で、輸出系企業にとっては販売価格の高騰に繋がるためデメリットとなります。

円安は逆に輸入品が高くなるデメリットがある一方で、輸出系企業にとってはメリットがあると考えてよいでしょう。

国内上場企業に付いている株価は円換算した企業価値であるため、円高になると基本的に株価は下がります。

今日は、円高で恩恵を受けるセクターを紹介いたします。

エネルギー株

原油が安く輸入出来るようになることは大きなメリットです。
エネルギー株
5007
コスモ石油
164.0 (09/25) --- (---%)
5008
東亜石油
3,140.0 (12/12) --- (---%)
5012
東燃ゼネラル石油
1,300.0 (03/28) --- (---%)
5019
出光興産
2,886.0 (06/30) -18.5 (-0.63%)
5020
ＥＮＥＯＳ
494.4 (06/30) -2.5 (-0.50%)
5021
コスモＨＤ
3,930.0 (06/30) -14.0 (-0.35%)

鉄鉱石や紙・パルプなどの原材料株
紙関連株
3861
王子ホールディングス
537.6 (06/30) -3.8 (-0.70%)
3863
日本製紙
1,184.0 (06/30) +8.0 (+0.68%)
3864
三菱製紙
564.0 (06/30) +9.0 (+1.62%)
3865
北越コーポレーション
866.0 (06/30) -31.0 (-3.45%)
3877
中越パルプ工業
1,351.0 (06/30) -21.0 (-1.53%)
3880
大王製紙
1,130.5 (06/30) -14.0 (-1.22%)

電力やガス関連株

円高に振れてくると、原油などの資源が安くなり、コストが下がります。

ガソリンや紙、電力やガスなどは不景気でも関係なく生活には欠かせませんので、株価は、上がりやすくなります。

電力やガス関連株
9507
四国電力
981.4 (06/30) +0.7 (+0.07%)
9508
九州電力
920.5 (06/30) -0.2 (-0.02%)
9509
北海道電力
592.0 (06/30) -6.1 (-1.01%)
9511
沖縄電力
1,148.0 (06/30) -6.0 (-0.51%)
9531
東京ガス
3,143.0 (06/30) +15.0 (+0.47%)
9532
大阪ガス
2,207.5 (06/30) -15.5 (-0.69%)
9533
東邦ガス
2,492.5 (06/30) -30.0 (-1.18%)

航空株　海外旅行もしやすくなるため、航空関連の銘柄が物色されることも考えられますし、海外企業に対するM&Aもしやすくなり、企業買収に関するニュースも増えてきます。
航空株
9603
エイチ・アイ・エス
2,038.0 (06/30) -69.0 (-3.27%)
9201
日本航空
3,120.0 (06/30) -21.0 (-0.66%)
9202
ＡＮＡＨＤ
3,426.0 (06/30) -17.0 (-0.49%)
9373
ニッコウトラベル
390.0 (05/01) --- (---%)
9376
ユーラシア旅行社
454.0 (06/30) -7.0 (-1.51%)

ぜひ、このセクターの株をチェックしてみてください。

為替相場の動向にはアンテナを張り、円高に振れそうな場合は円高メリット関連銘柄をぜひチェックしておきましょう。