インフレへの懸念(モラルハザード)
今日はインフレへの懸念についてお話をいたします。
明日は、とうとうFOMCになります。
アメリカの利上げを発表する日です。
今回、0.25ptから0.5ptの政策金利の利上げが予想されています。
発表があれば株価は下降トレンド入り、ゴールドも下降トレンド入りに入ると予想されています。
ドルは、現在過熱しているので、私は、一旦調整するのではないかと思いますが、長期的には、想像を超えるぐらいの上昇が、あるかもしれません。
例えばインフレが高止まりしたなか政策金利が0~0.25%であるに対して2月のCPI(消費者物価指数)は+7.9%だったわけですから投資家が低金利で借り入れをして、その資金でコモニディティに投資をすれば、それだけで大きな利ザヤを稼ぐことができます。
つまり政策金利とインフレ率に大きな乖離が見られるということは 追加のリスクを取った人たちほど大儲けできるということです。
しかし、これはモラルハザード(倫理観の欠如)を招く恐れがあります。
例えば、追加のリスクを取った人たちほど大儲けできるということは投資家がこぞってリスクの高い取引に走るということを意味します。
その場合、投機的な「買い」が一段とインフレを加速させる可能性があります。
そうなると相場の地合いが悪ければ 大きなリスクを取った人たちが大損するだけでなく
市場にも影響がでて経済に悪影響及ぼしかねません。
このことを考えるとFOMCの利上げのスピードは早期に速やかに行われ、インフレを早期終息させると思われます。
こう考えると、株やゴールドも早期チャートに織り込まれ、材料出尽くしになれば、チャートも底打ちし、5月ぐらいから買い場が望めるかもしれません。
これから、バーゲンセール投入です!
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