魔の8月 豪ドル安アノマリー
今回は、魔の8月というアノマリーの話をいたします。
前回もアノマリーの話をいたしましたが8月のアノマリーは、よく当たるようです。
8月は、株価は下がりやすく、通貨は円高になりやすいようです。
なので、ウォール街の投資家たちは、だいたい長期休暇をとるらしいです。
この時期に株価の購入をするのは、とても危険です。
とくに8月は、豪ドルが下落しやすく、(8月の過去20年間での陰線確率は8割)
一旦上昇することがあっても82円のサポートを受けると70円台まで下がる恐れがあるようです。
8月のショックイベントとについて
- 1971年8月;ニクソン・ショック
- 1974年8月;ウォーターゲート事件→ニクソン大統領辞任
- 1982年8月;メキシコ債務危機
- 1990年8月;イラク軍、クウェートに突如侵攻
- 1998年8月;ロシア財政危機→翌月,LTCMが破綻
- 2007年8月;パリバショック→リーマンショックになる。
- 2015年8月;チャイナショック
- 2018年8月;トルコショック
- 2019年8月;米中貿易摩擦激化
- 2020年8月;安倍ショック
というものがあり 株価は、下落し為替は円高になりました。
今年は、コロナショックもありましたので、インフレがかなり進んだみたいで、アメリカの政策金利の利上げも、後1年くらい先延ばしのようですし、
3月くらいから中国の株価も下げているようで、まだ収まっていないようです。
私は、FXを中心で投資しておりますが、豪ドルが下落するということは、相関係数の高いポンドやアメリカドルも下落する可能性は十分にあります。
豪ドルの上値:85円から83円
アメリカドルの上値:111円から110円
ポンドの上値:155円から153円
(この価格は、2022年7月31日時点で私が予想している上値です)
FXのショート優勢で勝負してもよいかなと思っております。
相場には絶対はございませんので、あくまで 私の今現在の予測ですが、8月9月は、株価・為替共に下げやすくなっていることは、少し意識するほうがよろしいかと思います。
一旦、下落が始まるとナイアガラの滝のような状態が、しばらく続きます。
なので8月9月は、株の購入や為替のロングポジションは、見送ることをお勧めします。
現在、株を購入している方がいらしたら少しだけ、株を売却して債権や国債などを代わりに購入するのも良いかもしれません。
FXをされる方(特に初心者の方)お盆中、お盆明け、たまに通貨は一旦の「行ってこい相場」が発生するかもしれませんロングポジション保有の際は、損切設定をしっかり設定しておくことをお勧めします。
投資は自己責任、自己判断でお願いいたします。
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