欧州で本格化する「代替肉」は昆虫! 900万人の欧州人の舌をとらえる | 未来コトハジメ

ミールワームという虫をご存知だろうか。爬虫類や小鳥の餌などとして飼育されてきた甲虫の幼虫である。実は今年(2021年)1月、欧州ではこれが人の食用として「安全」と正式に評価された。これを受け、欧州の昆虫食市場は今、にわかに活気を帯びてきた。4月中旬には、ミールワーム養殖事業を手掛けるフランス企業インセクトが、オランダの食用ミールワームの先端企業プロティファームを買収。事業を拡大している。そこで、ベルギーを拠点とする欧州の昆虫食関連団体IPIFF(International Platform of Insects for Food and Feed)の事務局長クリストフ・デリアン氏に同地の昆虫食の動向を聞いた。

https://project.nikkeibp.co.jp/mirakoto/atcl/food/h_vol62/